亡き友に捧ぐ30年目の思い 日航機墜落事故を描いた舞台「8・12〜白球〜」 「事故の記憶薄れても心の中で生きている」 俳優、赤塚真人が主宰 (1/2ページ)

2015.06.11


亡くなった親友に捧げる舞台を続ける赤塚真人【拡大】

 日本航空123便の墜落事故から30年。家族や友人を失った人の悲しみはいまだ癒えない。親友を亡くした俳優、赤塚真人(64)もそのひとりだ。親友をモデルにした舞台「8・12」を2004年から続けているが、今年は新たな物語「8・12〜白球〜」として上演する。なぜ上演を続けるのか。

 赤塚が主宰する「劇団裏長屋マンションズ」の同作は16〜22日、東京・築地本願寺のつきじブディストホールで上演。甲子園に出場する息子を応援するため、123便に搭乗した父親の実話をもとに、事故で亡くなった父が、あるスナックに集う人たちの身体を借りて、息子に会いにくるというストーリーだ。

 「父親は47歳で亡くなった。そして、その息子が30年目の今年、47歳になる。息子は事故後、現場に向かい、甲子園に立てなかった。きっと父親は息子が甲子園に立つ姿を見たかったんだ。だから、せめて舞台だけでも甲子園に立たせてあげたかったんだ」

 事故への思いは深い。ドラマーだった親友が事故機に乗っていた。勘当されていた父親に会いにいくためだったという。互いに成功を夢見て、酒を酌み交わし、がむしゃらに生きていただけに、悔しかった。

 「事故から18年ぐらいたって、枕元にアイツが立ったんだよ。2度も。事故の前に生まれたアイツの姪っ子が20歳になるころだった。何か伝えたかったんだろうな。アイツの無念な思いを代弁するために書いたんだ」

 

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