横浜銀蝿35周年 9・27懐かしの地、川崎でライブ 翔は薬物依存から完全復活

2015.08.27


いろいろあった横浜銀蝿。参院選に出馬したことも=2001年【拡大】

 横浜銀蝿がロックンロールグループを結成して35周年を迎える。リーダーの嵐(らん)から、「懐かしい場所でライブをやるから来てくださいよ」とチケットが送られてきた。川崎のクラブチッタで、9月27日午後6時から開かれる。

 ライブのタイトルはズバリ、「TCR横浜銀蝿RS」。バンドの正式名称「THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL」である。

 「高須さん、まだ思うように動かないんだ」とドラムのスティックを握る嵐の手は不自由なままだ。2004年に脳梗塞を患い、手術を受けた。リハビリの後、今も後遺症が出て杖が手放せない。しかし、「オレの名曲『横須賀Baby』だけは断固としてタイコを叩くよ」と誓った。

 弟で、ボーカルとリードギターの翔とは過日、東京・上野仲町通りのスナックで再会した。

 世間を騒がせた度重なる薬物依存から完全脱却したという。兄弟二人三脚で、実母の介護と濃密な時間を過ごしてきた。母からは、「あなたたちが音楽を途中で辞めることがあってはならない」と諭されていたという。

 翔はハゲもせず、太りもせず、伸びやかな声質は健在だった。

 「いろいろあったけど、無事に35周年を迎えられそうです」と話す。いま、中年ロッカーは実にイケイケなのである。

 今年4月には、ジョニー大倉(昨年11月、62歳で死去)の音楽葬がロック仲間を集めて出身地の川崎で行われた。発起人となった翔は、「一番ステージに上がりたかったのはジョニーさんだと思う」と無念の思いを口にした。だからこそ、同じ川崎でライブができる喜びを噛みしめているのではないか。

 嵐は常々、私にこう言う。

 「人生の幸不幸は予測できない。不運なことがあっても、悲しんだり落ち込んだことはない。良いことがあってもはしゃぎすぎてはいけない」

 チケットは完売寸前だ。ライブでは愛用の銀蝿の黒Tシャツを着て、ツッパリ中年の元気をもらうつもりだ。 (出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

 

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