演歌歌手・松原のぶえ 週3の人工透析に限界 弟で事務所社長が腎臓提供 (1/2ページ)

2015.12.18


大手術を経て、帰ってきた松原のぶえ【拡大】

★演歌歌手・松原のぶえ

 デビュー30周年という大きな節目だった2009年、慢性腎不全治療のための移植手術を受けた。それまでは週3回の通院で人工透析を受けていたが、歌手活動をしながらの通院が困難を窮めていたためだ。透析を受ける前は、体内の腎臓は2%しか機能していなかったという。

 医師からは「放置していたら、体内の毒素が脳にまわっていたか、命を落としていたでしょう」と言われたという。幼少のころにも急性腎不全で2週間入院したが、「完治したと思っていた。でも、上京してからの生活で、少しずつ悪くなっていたようです」。

 「私の場合は、体質からか透析を3時間以上続けると血圧が急激に下がって苦しくなってしまうんです。だから、一度の透析で全部は浄化できない。だんだんと声が出なくなるし、ステージに立っても、すぐにめまいが出てしまう状態でした」

 歌手を続ける上での気苦労も多かった。

 「それまでは、北島三郎さんという大きな看板のもとで知らないうちに仕事がお膳立てされていました。独立してからはひとつの仕事を取るのも『こんなに大変なんだ』と痛感していました」

 そこに3歳違いの弟で事務所の社長も務める廣原伸輝氏が、自ら腎臓の提供を申し出た。「社長は以前から、最終的には移植手術を受けるのがいいと言われていたようです」と松原。8時間を要した手術は無事終了。「あの手術から、新しい私の人生が始まったと思います」と晴れやかな笑顔だ。

 

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