『ここに幸あり』歌手・大津美子 くも膜下出血から奇跡の生還 (1/2ページ)

2016.01.22


78歳とは思えないほど若々しい大津美子【拡大】

★歌手・大津美子

 昨秋リリースしたデビュー60周年記念の新曲「夜空に光るあの星よ」で健在ぶりを見せる。1955(昭和30)年、デビューし、同年「東京アンナ」の大ヒットでNHK紅白歌合戦に初出場。いまだ海外の日系人に愛唱される「ここに幸あり」をはじめ、「流れのジプシー娘」「銀座の蝶」など歌謡史に残るヒットが数多い。

 「60年も歌って、今回初めて自分本来の低めのキーで歌唱しました。だから、男女問わずカラオケで歌えます」

 CDには新曲と「ここに幸あり」の60周年バージョンも収録。

 「『ここに幸あり』はデビュー2年目、18歳のときに出会いました。すぐさまヒットにつながりませんでしたが、1年ぐらいたってブラジル、ハワイ、東南アジアなど日系女性の皆さんが『この歌でなぐさめられました』って」

 少女時代は病弱で、心臓に穴のあく心室中隔欠損症を煩っていた。治療で腹式呼吸を学んだ先の名古屋の先生が音楽も教えており、歌を勧められた。そして地元開催ののど自慢に出演、レコード会社の目にとまる。

 「それから人生が変わりました」

 東京で作曲家、渡久地政信氏に師事、歌手への道を歩む。プロになりヒットを重ね、紅白にも7回出場。輝かしいキャリアの中で、大きな逆境を迎えたのは80年のこと。くも膜下出血で、生死の境をさまよった。

 「もうだめだと思いましたが、手術が成功し42日間で退院できたんです。でも記憶障害で、息子を見ても誰だかわからなかった」

 

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