古舘伊知郎が報ステ降板前に大言壮語! ナチス引き合いに改憲批判 原発事故と甲状腺がんの因果関係も強調 「偏ってるんです、私」 (1/2ページ)

2016.03.28

 「報道ステーション」降板が決まり、記者会見する古舘伊知郎キャスター=昨年12月24日、東京・六本木(斎藤浩一撮影)
 「報道ステーション」降板が決まり、記者会見する古舘伊知郎キャスター=昨年12月24日、東京・六本木(斎藤浩一撮影)【拡大】

 フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏が3月末、12年にわたってキャスターを務めたテレビ朝日系「報道ステーション」を降板する。ここ最近の放送では、「(東京電力福島第1原発事故と甲状腺がんの)『因果関係がない』とするのは甚だ疑問」と訴えたり、ナチスを引き合いに出して緊急事態条項を盛り込んだ自民党の改憲草案に懸念を示したりと、「キャスターは反権力」と語った“古舘カラー”を色濃くにじませた報道が相次いでいる。

 「もちろん日本で、ナチ、ヒトラーのようなことが起きるなんて、到底考えておりません。しかし、将来、緊急事態条項を悪用するような想定外の変な人が出てきた場合、どうなんだろう、ということも考えなければという結論に至り、私、1泊3日でワイマールに行ってきました」

 18日の番組では、「憲法改正が徐々に視野に入ってきた」として、「独ワイマール憲法の“教訓” 『緊急事態条項』に警鐘…」などと題した古舘氏のドイツリポートを放送。ワイマール憲法とナチスの全権委任法を引き合いに出し、自民党の改憲草案に盛り込まれている緊急事態条項に警鐘を鳴らす内容だった。

 ■「令状無しに身柄拘束」

 古舘氏は現地から、「ワイマール憲法の『国家緊急権』の条文が、ヒトラーに独裁への道(全権委任法)を与えてしまった」「ヒトラーの国家緊急権行使を後押ししたのが、保守陣営と財界だった」などと、熱っぽくリポート。

 途中、「強いドイツを取り戻す」「この道以外にない」と演説するヒトラーの映像や、強制収容所の様子、死体映像などを織り交ぜながら、ドイツのイエナ大教授が、自民改憲草案の緊急事態条項を「内閣の一人の人間に利用される危険性があり、とても問題」などと語るインタビューも放送された。

 さらに、スタジオでは、早稲田大の長谷部恭男教授が「(自民草案の)緊急事態条項発動の要件が甘すぎる」「場合によっては、令状無しに怪しいと思われれば身柄を拘束されることも、理屈としてはありうる」などと自説を展開。特集は30分近くに及んだが、東日本大震災時の混乱を受けた議論の推移や、条項の必要性を説く識者の意見は紹介されなかった。

 

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