【発掘!流行り歌 徒然草】実現しなかった田中好子との生デュエット 五木ひろし「二枚目酒〜居酒屋パートII〜」(1989年) (1/2ページ)

2016.05.24

五木ひろし(右)と田中好子にテレビでのデュエットは実現しなかった
五木ひろし(右)と田中好子にテレビでのデュエットは実現しなかった【拡大】

  • <p>「二枚目酒」ジャケットはスーちゃんのみ</p>

★五木ひろし「二枚目酒〜居酒屋パートII〜」(1989年)

 シリーズ化していた五木ひろしのデュエットでは、意外性のある組み合わせを企画したかった。

 1982年発売の木の実ナナとの「居酒屋」は今でもカラオケのデュエットソングとしてベスト5に入る名曲。それならパートIIがあってもいいのではとひらめき、作詞の阿久悠に相談すると、それは面白いということになった。作曲はもちろん大野克夫のコンビ。

 肝心のお相手はアイドルのキャンディーズのスーちゃん、田中好子(故人)を候補にした。元アイドルとの組み合わせは新鮮に思えたからだ。

 交渉に入ると、スーちゃんは当時、今村昌平監督の映画「黒い雨」で女優としての地位を高めつつある頃で、本人は「もう歌は歌えない」と言ってきた。それに「自分は歌が下手だから、とてもふさわしくない」とも。粘り強くお願いし、自分ひとりで録音できるならという条件でようやく受けてもらった。「二枚目酒〜居酒屋パートII〜」は89年に発売された。

 基本的に宣伝しない企画だから、新聞などにも掲載されず、歌番組でふたりが歌うこともなかった。現在でも、あまりこの曲は知られていないのではないだろうか。

 90年に発売したシングル「心」は、演歌の大御所、星野哲郎と船村徹のコンビで王道ものに挑戦することに。船村メロディーと五木の歌唱はまさに横綱相撲。テーマを何にするか大いに悩んだ。

 

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