【今だから明かす あの映画のウラ舞台】スター編(下)千葉真一、5歳の真田広之に見いだした才能 国際派への転機「麻雀放浪記」 (1/2ページ)

2016.08.05

真田広之はアイドル的な人気を博していた
真田広之はアイドル的な人気を博していた【拡大】

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  • <p>「里見八犬伝」(DVD発売中、1800円+税、発売・販売:KADOKAWA)</p>

★スター編(下)

 東映の元宣伝マン、福永邦昭が俳優、真田広之(55)と出会って今年で50年目。真田の節目となる東映作品のほとんどで宣伝を担当してきた。

 初めて会ったのは真田が5歳。千葉真一主演の「浪曲子守唄」(1966年)で、女房に逃げられたヤクザの子供を演じた。大役だが台本は読めない。それでも監督や千葉の演技指導に敏感に反応して現場を驚かせた。

 「かわいいだけでなく演技もしっかりしていた。特に千葉はその感性や身体能力の高さを見抜き、後にJAC(当時)に入れて鍛え上げた」

 本格デビューは、78年の深作欣二監督の「柳生一族の陰謀」。芸名を千葉が命名した“真田”に改め、オーディションを受けて合格した。

 以降、初主演作「忍者武芸帖 百地三太夫」(80年)、角川映画「魔界転生」(81年)、「里見八犬伝」(83年)などで、めきめきと本領を発揮してゆく。

 「広之とはお互いに気心が知れていたし、真面目な性格だから宣伝にはとても協力的。人気アイドルとしても、アクションスターとしても目を見張る演技にメディアはいつも注目してくれた」

 そして84年、真田は転機となる映画と出合う。イラストレーターの和田誠の初監督作「麻雀放浪記」だ。阿佐田哲也の自伝的小説が原作で、戦後の混乱期に躍動したプロ麻雀師の姿を和田自ら脚色し、角川春樹に映画化を願い出た。

 「シナリオを読んだ松田優作がぜひやりたいと言う。ただし原作の坊や哲ではなく、荒ぶれた麻雀師のドサ健を主人公に書き替えてほしいと。そんなやり取りが6カ月も続いた」

 

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