【発掘!流行り歌 徒然草】大野克夫「Windward Hill」 阿久悠絶賛の作曲家、「勝手にしやがれ」カバー秘話 (1/2ページ)

2016.10.18

やはり一流は一線で活躍し続けるものだ
やはり一流は一線で活躍し続けるものだ【拡大】

  • <p>大野克夫「Windward Hill」</p>

 「ザ・スパイダース」のキーボードとして活躍した大野克夫は、沢田研二の「勝手にしやがれ」「時の過ぎゆくままに」、五木ひろし&木の実ナナの「居酒屋」の大ヒットを手がけた。バンドが忙しく、作曲の時間がないときは演奏しながら構想するという天才肌。

 そんな大野にセルフカバーアルバムの企画が持ち上がった。インストものとボーカル入りの2枚を制作することに。僕は本人指名でボーカル入りを担当することに。正直うれしかった。

 大野のデモテープはただのデモテープではなかった。当時としては最先端のコンピューターを駆使し、本番さながらのアレンジが施されていた。その出来栄えは業界内でも注目されていたほど。

 大野宅でデモ作りの現場に何度も立ち合った。時々、「ここらあたりに何を入れたい?」とアイデアを求められるのが楽しかった。おかげで、デモと完成品の両方を聴くことができた。ボーカルの雰囲気が大きく違うため、改めて歌い手の表現力、声質などの重要さを勉強させてもらった。

 大野の癖のないソフトな声質、抑揚のない空気感も独特で、その魅力にひかれた。作詞家の阿久悠も絶賛していた。ということで、ボーカル盤担当はうれしかったのだ。

 収録曲は「勝手にしやがれ」「時の過ぎゆくままに」の2曲以外は阿久による書き下ろし。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。