【今だから明かす あの映画のウラ舞台】女優編(中) 海外でも評価が高かった志穂美悦子のアクション (2/2ページ)

2016.10.21

アクションだけでなく、美貌でも人気を集めた志穂美悦子
アクションだけでなく、美貌でも人気を集めた志穂美悦子【拡大】

  • <p>「女必殺拳」(DVD発売中、2800円+税、販売:東映、発売:東映ビデオ)</p>

 人気はうなぎ上り。ちょうどブルース・リーの影響でカンフーブームが到来。日本でも空手アクションに火が付き、千葉主演「激突!殺人拳」(74年)で助演、〈アクション女優誕生!〉と、千葉が嫉妬するほどマスコミが騒ぎ立てた。その年には「女必殺拳」で初主演を飾り、同シリーズ5本など主演作7本が次々に製作された。

 「ブームに乗って、千葉と悦子の主演作は海外にも売られ、東映国際部の稼ぎ頭になった。米国の配給会社は2人をサニー・チバ、スー・シオミの名で売り出し、マスコミも大きく取り上げた。私はその新聞記事を取り寄せて、逆に日本のメディアに売り込んだ」

 東映65年の歴史で、最も米国からお呼びがかかり、東南アジアの映画祭で引っ張りダコになった女優は「私が知る限り、志穂美悦子だけだ」。

 悦子は87年、映画「男はつらいよ・幸福の青い鳥」(松竹)などで共演した歌手の長渕剛と結婚後、32歳で引退した。

 福永は昨年、引退以来の再会を果たした。フラワーデザイナー「長渕悦子」として活躍する彼女の姿は、「昔と少しも変わらなかった」。

 そのDNAは、7年前に映画デビューしたまな娘の文音(あやね)に引き継がれている。 (敬称略)

 ■福永邦昭(ふくなが・くにあき) 1940年3月17日、東京都生まれ、76歳。63(昭和38)年、東映に入社。洋画宣伝室や宣伝プロデューサー、宣伝部長、東映ビデオ取締役を経て、2002年で定年退職。一昨年、「日本元気シニア総研」に参加し、研究委員、シニアビジネスアドバイザーの資格を取得。

 

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