【発掘!流行り歌 徒然草】芦田伸介「ほおずりワルツ」(1991年) 芦田氏娘の助け舟で決まったテーマ (2/2ページ)

2016.11.29

本当に無口な人でした
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  • <p>芦田伸介「ほおずりワルツ」(1991年)</p>

 「ふたりの孫は、とてもかわいがってもらっているんです。孫と一緒に歌えるものを作ってもらえれば、なんて勝手に考えているんです」

 その言葉に「うん、いいですね、それでいこう」と返した上司の一言で話は決まった。

 芦田氏の口元が少し動いたようにみえた。自分の企画でやりたがる方だが、無理やり作った企画より等身大のテーマなので素直に納得できた。

 企画の宿題がなくなった安堵感で、美味な天ぷらを食べながら、駆け出しの役者時代の話を聞くことができた。こちらは芦田伸介という役者のイメージを勝手に作っているから、間が悪くなるのを実感したものだ。

 作詞は阿久悠、作曲・浜圭介でお願いすることになった。「からだを かかがめて 頬ずりワルツ」と「どうやら小父(おじ)さん 夢つかい」と両面とも企画通りのものが上がってきた。

 歌入れは力みもなく、低音の優しいおじさんとして語るように歌っていたのが印象的だった。

 1991年に「ほおずりワルツ」(カップリング「夢と小父さん」)が発売された。

 ■獅子丸好(ししまる・こう) 本名・篠木雅博。徳間ジャパンコミュニケーションズ顧問。1950年生まれ。渡辺プロダクションを経て、東芝EMI(現ユニバーサル)で制作ディレクターとして布施明、アン・ルイス、五木ひろしらを手がけた。徳間ではリュ・シウォン、Perfumeらを担当した。

 

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