『貴族探偵』はヒット要素満載 月9は再び浮上できるか (1/2ページ)

2017.04.06

 ドラマが放送されるたびにその視聴率がニュースになる月9。その30周年作品として嵐の相葉雅紀が主演する『貴族探偵』に注目が集まっている。コラムニストのペリー荻野さんによれば、同作はヒット要素が満載だという。低迷が続き打ち切り説もささやかれる月9は再浮上できるのか? ペリーさんが過去30年を紐解きながら解説する。

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 今年はフジテレビの「月9」が30周年。しかし、今冬放送された西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』は視聴率が月9史上最低の平均6.7%を記録。看板ドラマ枠に逆風が吹いている。 

 振り返ってみれば、元祖月9ドラマとなったのは、岸本加代子と神田正輝の顔合わせによる『アナウンサーぷっつん物語』。肩パットがアメフト選手のごとく張り出したスーツで決めた岸本ら1980年代女子と神田が、恋に仕事にと走り回っていたのである。なんと陽気な時代であったことか。

 その後も80年代は、田原俊彦の『ラジオびんびん物語』、とんねるずの『ギョーカイくんが行く』、東山紀之の『荒野のテレビマン』など、いわゆる業界ものを連発。今思えば、どこがどう「ぷっつん」だったのか「びんびん」だったのか思い出せないのだが、その明るいヌケのよさが新鮮でもあった。 

 その後、1990年代には、織田裕二、鈴木保奈美の『東京ラブストーリー』、武田鉄矢、浅野温子の『101回目のプロポーズ』、石田ひかり、筒井道隆、木村拓哉の『あすなろ白書』、山口智子、木村拓哉の『ロングバケーション』など、テレビ史に残るラブストーリーが大ヒット。月9といえば、ラブストーリーといわれ現在に至る。

 だが、考えてみれば今世紀に入ってからの月9のヒットは「美男美女の恋物語」よりも「変わり者のお仕事物語」の方が多いのである。平均視聴率34.3%を記録した木村拓哉の『HERO』も異色の検事が主人公だし、上野樹里の『のだめカンタービレ』も恐るべき変わり者音大生の物語、福山雅治の『ガリレオ』も科学が第一の天才学者が事件解決。大野智の『鍵のかかった部屋』に至っては密室の謎を解いていた本人が最後の最後に不気味な微笑みを遺して去ってしまった。

NEWSポストセブン

 

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