アルツハイマー症と寄り添う夫婦を描く「八重子のハミング」 佐々部清監督、“命をかけて創る”に込めた思い (1/2ページ)

★特別寄稿(上)

2017.04.28

映画「八重子のハミング」
映画「八重子のハミング」【拡大】

  • <p>「八重子のハミング」を創りあげた佐々部監督</p>

 アルツハイマー症と寄り添う夫婦の姿を描いた映画「八重子のハミング」(5月6日公開)。誰もが直面する可能性のある重いテーマを、愛情にあふれた作品として仕上げたのは名匠、佐々部清監督(59)。なぜこの作品を選んだのか。監督自らその思いを夕刊フジにつづった。

 ◇ 

 地方の映画祭によく呼ばれます。そして年配の実行委員の方々によく言われるのが「監督、われわれ大人の観られる映画が少ないんだよね」。昭和30〜40年代に邦画を一番観た世代の言葉です。

 8年前、旧知の原作者、陽信孝(みなみ・のぶたか)さんから手記「八重子のハミング」を渡されました。4度のがんと闘う一方、若年性アルツハイマー症を発症した妻を12年にわたって介護する物語。

 新幹線で一気に読み、感動しました。これなら大人の観る映画が創れる。1カ月ほどで脚本を書き上げ、映画会社や製作会社にプレゼンしました。が、4年間、どこからも振り向いてもらえませんでした。

 ならば、自分でお金集めをしようと思い、作品の舞台となる山口県萩市で協賛や出資を募りました。山口は故郷ということもあり、たくさんの応援を取り付けることができました。

 

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