享年38歳、人気声優・松来未祐さんの壮絶な闘病生活 彼女の命を奪ったCAEBVとは (1/3ページ)

2017.05.10

松来未祐さん
松来未祐さん【拡大】

 9日の「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系)で、2015年に38歳という若さで亡くなった人気声優、松来未祐さんの闘病生活の様子が再現映像として放送され、彼女の命を奪った難病「慢性活動性EBウイルス感染症」(CAEBV)が番組内で詳しく解説された。

 この日、番組では松来さんを「病名が分からない病気と闘った女性」として紹介した。13年、オリジナルアルバムをリリースするなど、多忙を極めていた松来さんだったが、このころから発熱を繰り返したり、声が突然出なくなったり、首のリンパ腫が腫れるといった症状に悩まされるようになり、病院で精密検査を受けたが特に異常はなかった。

 しかし体調は悪くなる一方で、松来さんはある日、別の病院で血液内科での診察をすすめられた。紹介された血液内科でCTスキャン、PET検査、血液検査を実施。そこで初めて血液中にEBウイルスのDNAがたくさん出ていることが判明。発症から約1年半が経過した中で自分がCAEBVに感染していることがわかった。

 この病は発症患者数が年間で20数人という稀なもの。彼女は自分が病気であることを隠して仕事を続けたが、15年6月30日、呼吸困難になり、救急車で病院に搬送されたる事態に発展。当時の松来さんは重度の肺炎に侵され、命を落としてもおかしくない状況だったという。

 その数日後、病状は回復したが、CAEBVはかなり進行しており、医師から、現在の医学では「造血幹細胞移植」だけが唯一の治療法だということを説明された。造血幹細胞移植とは、健康な人から骨髄液、血液、臍帯血など、血液のもととなる造血幹細胞を含んだ液を取り出し、点滴で投与するという白血病治療でも取り入れられている方法だ。

 骨髄移植に備え、抗がん剤とステロイドの投薬が始まった中、不安に襲われた松来さんは、広島にいる父に「死にたくないよ 死にたくないよ」「治療がんばるから生きてたい」という本音をメールでぶつけていた。

 7月22日、松来さんは友人の紹介でCAEBVを克服したというプロス−ボーダーの荒井daze善正さん(38)と病院で面会。3時間も話を聞く中で前向きになり、この病気について発信することを決意した。

 

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