24時間化、ストレス…現代社会を反映? 新タイプの睡眠薬が登場 (2/2ページ)

2015.02.20

 一方、厚労省の研究班が昨夏改訂した「睡眠薬の適正使用・休業ガイドライン」によると、不眠症状に悩む人は成人の30%以上に上る。夜なかなか寝付けない「入眠障害」、夜中に何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」などの症状が週2回以上で1カ月以上続くなど不眠症の定義にあてはまる不眠症人口も成人の6〜10%に上るとみられるという。

 またNHK放送文化研究所の調査では、日本人の平均睡眠時間が年々短くなる傾向がみられる。1995年から2010年までの15年間、平日で十数分、日曜で1時間以上短縮している。要因として、インターネットの普及とシフト勤務の導入などによる「生活の24時間化」、高度技術社会や管理社会などに象徴される「ストレス社会」などが挙げられている。

 柳沢教授は「ストレスが多く、生活時間が24時間化している現代社会では、脳は必要以上に覚醒し、眠っている間さえも脳の不眠不休状態が続いているといえるかもしれない」とし、「覚醒システムに不具合を起こし不眠症になる人が増えているとすれば。オレキシンの分泌がかかわっている」と推測。「こうした背景からオレキシンの作用を阻害する新しい睡眠薬の開発が進んでいる」と現代社会の不規則な生活が開発を促しているとの見方を示した。

 

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