表情筋とシワ 筋肉の動かし方で…

2016.07.24

イラスト・メソポ田宮文明
イラスト・メソポ田宮文明【拡大】

 エアコンによる乾燥のためか、ふと鏡を見ると、ほうれい線がクッキリ…なんて場面がある。ところで、「ほうれい線をなくすための表情筋トレーニング」がある一方、「表情筋をたくさん動かすと、逆にシワが増える」という説もある。中には「シワを作らないために、できるだけ笑わない」なんて人もいる。

 実際は、表情筋を動かしたほうが良いのかどうか。都内の皮膚科医に聞いた。

 「表情筋を動かすほうが良いのか、動かさないほうが良いかは、アンチエイジングに関わる専門家の間でよく議論になります。最近では『動かしても動かさなくても、さほど変わらない』という結論になっています」

 なにそれ!? これまでの議論そのものが意味のないものだったのか。

 「実は、表情筋を動かすのと、動かさないのとでは、できるシワの数は変わらないようです。ただし、筋肉は筋トレによって血流がよくなるものなので、皮膚の状態そのものとしては、動かしたほうが良くなるという結果が出たのです」

 また、シワができるのは、表情筋の動かし方のクセによるところも大きいそうだ。

 「例えば、目を大きく開けると、額にシワが寄る人が多いですが、それがずっと繰り返されていくと、皮膚に常に刻まれたシワになってきます。『眼瞼挙筋』という目の奥にある筋肉に力を入れて目を開ければ、額にシワは寄らないですが、日本人はもともと表情が乏しいので、表情筋の動かし方が上手じゃなく、シワが寄ってしまうんですよ」

 また、笑顔の作り方も上手じゃない人が多いことから、「口角があまり上がらない」「左右対称じゃない笑い方になる」などのケースも多く、血色が悪い、表情のクセによるシワができることにつながるそうという。

 「表情筋は顔だけでなく、首などの体幹とつながっています。ですから、姿勢が良いかどうかの問題も大きいです。口元から顎、肩、胸の上部につながる『広頸筋』という筋肉は、背筋を伸ばしていないと、たるんだ状態になり、頬や首のシワ、たるみの原因になってしまいます」

 日頃から姿勢を良くすることと、シワが寄らない表情作りを心がけることが大切なのかも。

 

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