「受診しやすいクリニック」にこだわった泌尿器科専門医 患者目線で待合室も男女別に

★K−クリニック院長 河上哲さん(44)

2014.01.17


河上哲医師【拡大】

 東急田園都市線の宮前平駅(川崎市)から徒歩2分の閑静な住宅地に建つ「K−クリニック」。院長の河上哲医師は、地元出身の泌尿器科専門医だ。大学卒業後は神奈川県内の病院で実績を積み、やはり医師だった亡き父の診療所があったこの地で開業を決意する。

 「病院勤務の中で、“外科に行くまでの絞り込み”の重要性を考えるようになったんです。本当に入院して手術が必要なのか、あるいは薬を使って通院外来で対応するべきか−を、高い専門性で分類する役割の医療が必要だろうと…」

 河上医師が医学部を卒業した当時と今では、泌尿器科の治療も隔世の感があるという。

 「例えば、前立腺肥大症も、当時は手術が基本でした。しかし、その後、治療薬の開発が進み、いまはα1ブロッカーに代表される効果と安全性に優れた薬が臨床に導入されている。手術の割合が大幅に低下していることからも、内科的アプローチの技術向上が進んでいることは明らかです」

 それだけに、地域に密着した泌尿器科外来を行う開業医の存在は増すのだが、そこで河上医師がこだわったのが「受診しやすいクリニック」というコンセプトだ。

 「日本人の多くは泌尿器科に対して“恥ずかしい相談をするところ”というイメージを持っています。でも決してそうではなく、中高年になれば誰もが持つ悩みであり、きちんと治療することで生活の質も改善できると知ってほしかった」

 待合室もさりげなく男女を分けた。特に「採尿」など、診療の上でも使用頻度の高いトイレは、男女が出入口で顔を合わせることのない設計だ。

 開業して8年になるが、「今も毎日が勉強です」と謙遜する。その温厚な診療姿勢が、多くの患者の支持を集める。 (長田昭二)

 ■河上哲(かわかみ・さとし) 1969年、神奈川県川崎市生まれ。93年、横浜市立大学医学部卒業。2000年、同大学院医学研究科修了。同大附属病院、横浜南共済病院、川崎市立井田病院、神奈川県立がんセンター、横浜船員保険病院などの勤務を経て、06年、K−クリニックを開設し院長。09年より、横浜市大客員准教授を兼任。医学博士。趣味はクラシック音楽鑑賞、水泳、子供と遊ぶこと。

 

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