夏型過敏性肺炎 「長引く夏かぜ?」実はカビの仕業 (2/2ページ)

2015.06.25


脱衣所の木枠に要注意(写真はイメージ)【拡大】

 「発症から5年もたつと、慢性化して肺線維症に移行する恐れがある。こうなると肺の組織が硬く縮んでしまい、季節に関係なく1年中、せきが出て息苦しい。進行すると呼吸機能低下で死に至ることもあります」

 【治療はカビの除去】

 慢性化する前に見つけるのが重要。疑いが強ければ、3日以上外泊してもらい症状の軽減や抗体検査の結果などから総合的に診断する。

 「根治するには、原因のカビを徹底的に除去するしかない。医師が発生場所を調べて、患者さんには短期間、他の場所に移ってもらい業者にリフォームしてもらう。家が古すぎて改装しようのない場合には引っ越しするケースもあります」

 築20年以上の木造家屋はトリコスポロンが発生しやすい。マンションでも湿度の高い3階くらいまでは要注意。木材だけでなく、枕の内容物に原因のカビが生えていた事例もあるという。

 「風呂場や台所など、水にぬれる場所はこまめに拭き取ることが大切です。また、2週間以上続く夏かぜの症状は、きちんと呼吸器専門医に鑑別してもらいましょう」

 《トリコスポロンが発生しやすい場所》
★風呂場と脱衣所の間にある木の枠が腐っているケース
★台所の流し台の下の水漏れ場所
★洗濯機周囲の水漏れ場所(洗濯機下防水カバーの裏も)
★雨漏りや床下浸水の経験があれば、床板や畳の裏など

 

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