食道がんでも冴える内視鏡下手術 東邦大学医療センター大橋病院外科教授・片田夏也さん (1/2ページ)

★東邦大学医療センター大橋病院外科教授・片田夏也さん(53)

2015.09.04


片田夏也医師【拡大】

 東邦大学医療センター大橋病院外科教授として、今年8月に就任した片田夏也医師。胃と食道の外科手術、特に内視鏡を使った手術のエキスパートとして知られる消化器外科医だ。

 前任地の北里大学病院時代には、胃がんの内視鏡下手術で神奈川県内トップの症例数を誇った片田医師。現在は食道がん手術においても、内視鏡下手術に力を入れている。

 食道は、周辺に重要臓器が密集しているため、そこにできるがんの手術は高難度とされる。開胸手術の場合、右の胸を大きく切開することになり、手術によって患者が受ける侵襲(身体的ダメージ)も大きい。

 その点、内視鏡下手術は、1−2センチの小さな穴を5−6カ所開けるだけなので、患者の侵襲は小さくて済む。

 それだけに、術者には豊富な経験と高い技術が求められるが、片田医師が手掛ける食道がん手術の中で、内視鏡手術のシェアは6割を超える。

 「内視鏡手術は、拡大視した術野を術者以外の手術スタッフも共有できるという優位性がある。優れた術式ですが、無理をして合併症を招いたのでは本末転倒。適応を見極める判断には、特に慎重さが求められます」

 そんな片田医師は、がん治療の他にもう一つ、高い専門性を持つ領域がある。「食道機能性疾患」と呼ばれる疾患群の診断と治療だ。

 

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