小指の骨折 激痛だが意外に気づきにくく曲がったまま自然治癒の例も

2016.07.31

イラスト・メソポ田宮文明
イラスト・メソポ田宮文明【拡大】

 「タンスの角にぶつけて、足の小指を骨折した」なんて話をときどき聞く。でも、足の小指はぶつけると、いつでもかなりビリビリと痛みがくるだけに、それが重症かどうかは、案外わからない気もする。

 また、そもそもタンスや壁にぶつけただけで、足の小指を骨折することなんて、そうそうあるのだろうか。都内の整形外科医は言う。

 「足の小指の骨折は、実は意外とよくあるんですよ。骨折は場所によって気づきにくいこともあり、足の小指などはいつぶつけても痛いだけに『こんなもん』と思ってしまう人が多いんです。しかし、いやに痛みが続いておかしいと思ったら、腫れてきたとか、実は折れていたとか、『気づいたら治りかけだった』などということもあります」

 実際、骨は自然と形成されるので、そのまま治っていくこともあるそうだ。本人が骨折に気づいていないくらいだったら、別にいいのかとも思うが…。

 「医師にズレた骨の角度をきちんと治してもらわない自然治癒では、曲がったまま、ズレた角度のまま形成されてしまうことがあるんですよ」

 すると、片方の足の小指だけが外を向いたり、靴が履きにくくなることにつながるという。

 「足の小指は非常に小さいものなので、外科医でも骨折に気づかないことがあります。いつもと違う痛みを感じたり、みるみる腫れたり、痛みが続いたりする場合には、できれば専門の整形外科に診てもらったほうが良いですよ」

 特に、注意が必要なのは、子供の骨折だという。

 「子供の場合、回復が早いために、骨折してもすぐに骨がくっつき始めます。つまり、早めに処置をしないと、骨が曲がったままくっついてしまうのも早いということです。また、小指の成長線を損傷してしまっていると、曲がってしまうなど、後遺症につながる危険性もあるのです」

 同じ足の小指の骨折でも、「医者に見せたものの、テープで巻いただけで帰された」という人、「手術してピンを入れて固定した」など、医師によって見立てや処置方法は異なるようだ。

 ちなみに、「腫れてなかったのに、骨折していた」という人もいるそうなので、かなり注意が必要だ。

 

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