無口な人は得? 心理的に優位に立てる“沈黙は金”はホント

2016.09.11

イラスト・メソポ田宮文明
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 気を使う相手と2人きりになった、あるいは、あまり親しくない人や、よく知らない人同士で集まったとき。世間話もネタ切れになり、ふとシーンとしたときに、気を使って話し始める人と、全く平気な顔をしている人がいる。

 また、大勢でいるときに銘々に気を使って話をしたする人、他者に話を振ったりする中であまり口を開かない人が周りに気を使われたり、一言話しただけで注目されたり、尊敬されたりすることもある。

 実は無口な人は、気を使って話す人よりも結果的に得することが多い気がするけど、それはなぜなのか。精神科医で心理学に関する著書多数、心癒やされるクリニックとして定評がある「ゆうメンタルクリニック」総院長のゆうきゆう先生に聞いた。

 「沈黙を恐れない人というのは、自分に自信があったり、相手の反応を過剰に気にしたりしていないために『とても余裕がある』ように見えるものです。それによって心理的な立場も強くなったりすることがあるんですよ」

 確かに、あまり話さない人の方が「余裕がある」ように見えることがある。

 たくさんしゃべる人はなんとなく軽薄とか、底が浅かったりすると思われがちなのに対し、無口な人は実際には大して何も考えていないときですら、「いろいろ考えている」ように見られることが多い気もする。

 「沈黙が続くとき、必死で『何かを話さなければ』と焦る人と、涼しい顔をして沈黙を守っている人では、客観的に見ても余裕があるのは後者のほうですね。また、その場をコントロールしているように見えるのも、後者では、と思います」

 場をコントロールしようと思うとき、大声を張り上げる人は多いもの。だが、そんなときに、ふと冷静な一言で空気を変えられたり、意見を覆されたりすることは多々あるものだ。

 「本人が意図しているかどうかにかかわらず、沈黙によって心理的強者に立てるわけです。逆に、気にしてしまう人は相手に気を使う立場となり、心理的には弱者と言えるでしょう」

 相手に気を使っている時点で、すでに「弱者」ということなのか…。

 

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