血管病を未然に防ぐためのノウハウ 1日10分でできる“血管強化” (2/2ページ)

2017.02.10

杉岡充爾(著)『1日10分! 強い血管をつくる5つの習慣』(同文舘出版、1500円+税)
杉岡充爾(著)『1日10分! 強い血管をつくる5つの習慣』(同文舘出版、1500円+税)【拡大】

  • <p>杉岡充爾医師</p>

 その中の1つ、「血管ストレスを取り除く習慣」について取り上げたい。

 強いストレスがかかると、副腎からステロイドホルモンという抗ストレスホルモンが分泌され、心身の障害を防ぐために働く。しかし、過度のストレス状態が続くと副腎は限界に達し、副腎疲労症候群に陥る。こうなると体はストレスに対抗できなくなる。つねに緊張状態にさらされた血管は硬く、もろくなり、やがて破裂や閉塞といった事態を引きよせる。

 これを防ぐための簡単な習慣が2つある。

 まず、「副腎にストレスをかけない食事」だ。タンパク質やアミノ酸をしっかりとると同時に、血糖値を乱高下させる砂糖などの糖質を避けることが基本。ビタミンBやビタミンCなど、副腎の回復に必須の栄養素や、特に疲れを感じるときは、ミネラルを豊富に含む天然塩などの塩分を多めにとることを著者は薦める。

 次に、8秒かけて息を吐き、次の3秒で鼻から吸い込む腹式呼吸を行うこと。鼻の奥には、血管の強化に不可欠な血管拡張物質の一酸化炭素が多いので、効率的に酸素を取り込みながら、自律神経を落ち着かせることができる。

 「健康な血管を維持することは、真の健康を得ること。本書では、1日10分でできる血管強化の習慣をわかりやすく解説しています」と語るのは、編集を担当した同文舘出版ビジネス書編集部の古市達彦氏。

 血管は、時に労わり、時に刺激を与えることで強化される。適度な距離感を持って、長く付き合いたい。 (岸由利子)

 ■「血管ストレス」を取るために今すぐできる5つの習慣
 ・朝目覚めたら、布団の中で、手足の指を開いて閉じる「グーパー運動」
 ・その後、足首の曲げ伸ばし、もも上げ運動・布団から出たらコップ1杯の水を飲んで水分補給
 ・背筋をピンと伸ばして大股で歩く
 ・4歩歩きながら息を吐き、次の2歩で息を吸う「腹式呼吸」を
 ・大事な日には、目をつむり、呼吸だけに集中する1分間の「瞑想(めいそう)」
 ・座ったまま5分間の昼寝をすることで、強制的にストレスをリセット

 

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