胃がんに強い 内視鏡で病変を正確に捉え、早期治療へ 東京慈恵会医科大学附属病院・内視鏡部 (1/2ページ)

2017.03.07

先端に縫合器がついた内視鏡
先端に縫合器がついた内視鏡【拡大】

  • <p>東京慈恵会医科大学附属病院内視鏡部の炭山和毅主任教授</p>

 欧米と比較して日本では、食生活などの影響で胃がん患者が多い。ただし、内視鏡検査の普及で約半数の人は、早期発見ができるようになった。胃は、内側の壁から粘膜、粘膜下層、筋層に大きく分けられ、粘膜や粘膜下層にがんが留まっていれば、内視鏡によって患部を切除する治療が功を奏す。仮に粘膜をはうように、がんが比較的大きく広がっていても、「内視鏡的粘膜下層剥離(はくり)手術(ESD)」は可能だ。

 ただし、胃壁の厚みは数ミリと薄く、粘膜下層には血管や神経が通るなど複雑な仕組みがあり、がんをきちんと取り除くには、手技や医療機器を駆使しなければならない。そんな早期胃がんに対し、高い技術レベルの治療と研究で世界を牽引(けんいん)しているのが、東京慈恵会医科大学附属病院内視鏡部だ。国内の大学病院としては、最も多い治療実績を誇る。

 「組織を100倍に拡大できる内視鏡の登場で、がん病変を正確に捉えることができるようになりました。早期胃がんには、胃炎や潰瘍と見間違われやすい病態があり、それを正確に見分けて安全・確実に切除することが重要です」

 こう話す同部の炭山和毅主任教授(43)は、胃がん内視鏡治療のスペシャリストであり、新たな検査法や治療法の研究にも長年取り組んでいる。そのひとつに、早期胃がんを1000倍に拡大し、細胞レベルでの検査を行う研究がある。ドイツなどの他施設との共同研究で、胃がんの解明にも尽力している。

 

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