目耳口に強い 網膜の「治療不能」なくしたい、最新機器の研究に余念なく 杏林大学医学部付属病院眼科(杏林アイセンター) (1/2ページ)

2017.03.28

杏林大学医学部付属病院眼科が導入した医療システム「ヘッドアップサージェリー」
杏林大学医学部付属病院眼科が導入した医療システム「ヘッドアップサージェリー」【拡大】

  • <p>井上真教授</p>

 視力を失う病気は多岐にわたるが、目玉の内側の「網膜」が関わることが多い。目のスクリーンともいうべき機能を持ち、そこに不具合が生じると正常に見えなくなってしまうのだ。

 治療では、さまざまな手術が行われているが、針のような極細の医療機器を用いるため、高度な技術が不可欠となる。また、最新の画像診断技術を駆使することで、新たな病態も解明可能となった。そんな最先端の医療を提供しているのが、杏林大学医学部付属病院眼科(杏林アイセンター)である。国内初の眼科総合診療センターとして、1999年の開設以来、国内トップの実力を誇る。

 「医療機器の進歩に伴い、網膜硝子体手術は、術後の回復がより早い低侵襲治療が進んでいます。それをさらに発展させたいと思っています」

 こう話す同科の井上真教授(53)は、網膜硝子体疾患治療のスペシャリストで、網膜剥離(はくり)などの治療を得意としている。手術で使用する医療機器は、直径わずか0・5〜0・4ミリと細い。術後の縫合が不要となる細さで、高度な技術を駆使して治療を行っている。それを後押しするのは、年々進化する医療機器だ。

 「最新の手術顕微鏡には、患部の断層像を診ることができる『眼底三次元画像解析装置(OCT)』を内蔵しています。日本ではまだ数台しかありませんが、より正確に手術を行うために役立っています」

 かつて、治療法がないといわれた網膜剥離も、「手術によって95%以上で網膜が元に戻って視力の回復が可能となった」と井上教授は話す。技術とテクノロジーの進化は、治療不能といわれる病態の克服に不可欠ともいえる。

 

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