明治、家庭用マーガリン全10種をリニューアル トランス脂肪酸低減をアピール

明治乳食品営業部長の三井基史氏(左)と加工食品商品開発部の髙橋寛行氏

 明治は3月1日から家庭用マーガリン全10種類をリニューアル発売する。トランス脂肪酸を多く含む「部分水素添加油脂」を不使用の配合に変更し、パッケージも刷新。トランス脂肪酸低減の取り組みを消費者にアピールすることで、マーガリン市場活性化につなげたい構えだ。

 部分水素添加油脂はマーガリンの固さ調整のために使われていたが、過剰に摂取すると心臓病などのリスクを高める可能性があるとされているトランス脂肪酸を含んでいる。米国食品医薬品局(FDA)が今年6月からの使用規制を決定したことなどで日本でもマーガリンのマイナスイメージが広がり、375億円規模(2013年度)だった市場は250億円規模(16年度)まで冷え込んでいる。

 明治はホームページ上での情報発信を続けてきたが、同社加工食品商品開発部の高橋寛行氏は「お客さまの不安を払拭する情報発信はできていなかった」と振り返る。

 リニューアルしたマーガリン商品ではパーム油などをブレンドした新ブレンド油脂を使用。ホームページも新規開設する。乳食品営業部長の三井基史氏は「もう一度マーガリンを身近な商品として認めてもらえるように、活動に力を入れていきたい」と話した。