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【新・カジノ情報局】カジノに呼び込む舞台装置(4) 「カジノと知らない人」もひきつける!? 派手なデザインでも地味めでも…外観そのものが“最大の広告” (1/2ページ)

 カジノを取り囲む街の様子はカジノに呼び込む舞台装置となるが、カジノのデザイン(外観)もその一つ。いわば最大の広告ともいえる。

 それにいち早く気づいたのがラスベガスだ。他の地域が外観にほとんど注目しなかった時代、ラスベガスは奇抜で目を引くデザインのホテルを次々と作った。

 ニューヨークの摩天楼と自由の女神像、エジプトのピラミッドやパリのエッフェル塔など、世界の観光地のミニチュア版を次々と誕生させた。

 当初、それらは子供だましの扱いをうけ、世界の観光地をマネしてばかりのラスベガスは「コピータウン」といってバカにされた。ぼくも幾つか泊まったが、入る際は何となく気恥ずかしいような思いをした。

 でも、当時はぼく自身、その価値をよくわかっていなかった。実はそうした変チクリンなデザインこそ、今から「非現実」を体験するというイメージづくりに役立っていたのだ。

 外観はカジノをやらない人にもプラスの効果を与えている。ホテルの中で行われているのは文句なしに世界の一流エンターテインメントだが、入り口で奇抜なデザインに圧倒され、その門をくぐって奥の院に向かうにつれ、気持ちが高まっていくというわけだ。

 カジノの外観が広告であることの象徴的事例がシンガポールのマリーナベイ・サンズだ。

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