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【艇王・植木通彦 不死鳥伝説】栄光の“不死鳥伝説”誕生の地 日本初の「ナイター」開催も

★桐生の巻・上

 いまや“ボートレースの顔”となった植木通彦アンバサダーと全国24レース場を巡る旅を始めよう。植木アンバサダーとの関わりや、ご当地レーサーとの思い出など、旅打ちのお供にしていただきたい。

 「人生の転機となった思い入れ深いレース場。顔面を75針縫い、小鼻に頭蓋骨の一部を移植する大手術を行う大けがをしました。そのケガ明けの再デビューの地でもあることから第二の故郷と思っています」

 植木アンバサダーはこう振り返る。栄光の“不死鳥伝説”誕生の地だ。

 「ファンの方やボート場関係者に今でも地元レーサーのように迎えていただきます。最近もイベント後に、私がケガをした第1ターンマークで観戦していたファンの方とお話しする機会があり、“水面の色が赤く染まっていた”というお話を聞きました。私を見る目がとても優しくて“本当に良かったね”って、言っていただきました。ケガして入院していた間も、場関係者の皆さんには、ほぼ毎日見舞いに来ていただきました。その時の感謝の思いが復帰後の活躍につながったと思います」

 1997年9月20日に日本初のナイター競走が開始されたレース場だ。こんな特性もある。

 「特に夏場は第1レースが1日で比較的気温が高い15時過ぎにレースをすることから、モーターの回転が上がらずプロペラ調整などが難しかったですね。前半レースは内側コースがスタートで立ち遅れるシーンがありました。その半面ナイター照明が点灯する後半レースは気温が下がり内側コースが主導権を握るレースとなります」

 【ボートレース桐生】
 群馬県みどり市笠懸町阿左美2887(JR両毛線岩宿駅から無料バス。浅草から東武桐生線新桐生駅からタクシー5分)キャッシュレス端末や1日中シートに座ったまま投票できる現代的な施設に加え、場内B級グルメも、ご当地名物ひも川うどんのセットなど充実している。「ソースカツ丼が有名ですね」(植木氏)という。

 次回はご当地レーサーをご紹介。

 ■植木通彦(うえき・みちひこ) 1968年4月26日福岡県生まれ。福岡県立博多青松高校卒。86年11月デビュー。2007年7月の引退までSG優勝10回を含む74回の優勝、公営競技初の年間獲得賞金2億円を達成したボートレース界のレジェンド。昨年5月、初代ボートレースアンバサダーに就任。テレビ『BOAT RACEライブ』他、ラジオ『くにまるジャパン極(文化放送)』他、ネット放送、イベント、講演会で活躍中。『植木通彦オフィシャルブログ』でも発信。

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