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【新・カジノ情報局】IR候補地の強みと弱み(6) “東の大本命”東京はいつ動く? 調査や研究、ビジョンの作成…IR実現までは“直線一気” (1/2ページ)

 西の正横綱が大阪なら、当然、東は東京…となるところが、日本版IR誘致への盛り上がりでは、東京はかなりの後れをとってきた。

 ご存じのとおり、ゲートだけは一番に出た。石原慎太郎都知事が「カジノ実現」を公約の1つに当選したのは1999年のこと。今からさかのぼること20年も前から「お台場カジノ構想」は立ち上がっていたのだ。

 しかし、国の法整備を待っている間に都知事は3人交代。正面切って“東京にIRを”と突き進む状況にはなかなかいかなかった。政治の渦に巻き込まれ続けてきた、と言ってもいいだろう。

 2016年8月に当選した小池百合子都知事は、IRについて「メリット、デメリットの両面を総合的に検討していきたい」と、慎重な姿勢を崩さずにきた。この秋までに行われた国土交通省から自治体へのIR意向調査にも、東京都は“検討中”と回答したままだ。

 それでも小池知事が事あるごとに、「東京都はどこよりもIRの研究を蓄積してきた。海外事例や経済効果の調査結果を大切にしたい」と、付け加えてきたことは聞き逃せない。

 いざ、首都東京が本気になれば、“直線一気”でIR実現までつなげるポテンシャルがあることは疑いようがない。IR参入を目指す海外カジノ事業者も、より経済効果の大きな候補地に間違いなくシフトしてくる。

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