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【新・カジノ情報局】上司「勝てぬ」と達観、部下はガッポリ…日本人狙いがピタリ! (1/2ページ)

 丘の上のウォーカーヒル。そこで同席したのは日本人サラリーマンの上司と部下だった。

 上司に従い、毎回チップ1枚だけ賭けていた部下はしびれを切らし、残るチップを一気に勝負。玉砕した彼はチップを買い足すためテーブルにお金を出したが、それは日本円の「壱万円札」だった。

 慣れた手つきで日本円を出しているのは、いつもそうしているからだろう。なぜならここでは日本円がそのままテーブルで使えるからだ。

 外国人はカジノに自国通貨を持ち込むが、テーブルでそのまま使えるわけではなく、いったん現地通貨に両替したものを使うのが通例だ。

 しかし韓国の老舗カジノでは日本円がそのまま使える。長い間、日本人が上客だったためだ。でもなぜ韓国のカジノで日本人が上客になったのか? 韓国はかつて(今もだが)日本と政治的にバチバチと火花を散らすことがあったし、日本文化の輸入を制限していた時代もあるほどだ。地理的に近いとはいえ、そんな韓国のカジノで日本人が中心となったのはなぜなのか。

 実はこんな背景がある。50年ほど前、韓国の国会でカジノ法(観光振興法といった)が作られたが、それは元々日本人をターゲットにしたものだった。日本人はギャンブル好きだが国内にカジノがない。そこで韓国に作って呼び込んだところ、思惑が当たって今に至るというわけだ。

 話を戻そう。追加でチップを買った部下は、上司の小言を「会社じゃないですから」と受け流し、自由を謳歌(おうか)するかのように何点も賭けた。

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