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【寺門夏織 エキサイティング・モード】いわき平初日10R 在校成績1位の実力、坂井選手「夢はグランドスラマー」

 いわき平初日10Rを走る115期の新人、坂井洋選手(栃木)は、中学2年生の時に初めて競輪場でレースを見て、プロのスピードに衝撃を受けました。その時、競輪選手になることを決意し、高校は自転車の名門・作新学院に入学しました。

 日本競輪選手養成所を在校成績1位で卒業後、今年7月にデビュー。初めての賞金はそのまま全て親に渡したそうです。その頃から、「将来の目標は高校の先輩・神山雄一郎さん(11R)のようにグランドスラマーになる!」と、話していました。鋭いダッシュとスピードを武器に、8月には最速の9連勝でA級2班に特別昇班。9車立てのA級戦でも連勝を重ね、10月にはS級への特別昇級を決めました。

 S級2場所目の11月の平塚(FI)では115期から一番乗りでS級初優勝もつかみ、次世代のスター候補として大きな期待が寄せられています。

 A級戦ではいつも「自信はあります!」と、答えていましたが、「前回の向日町(同)は、しっかりと自力が出せなくて失敗。ラインで独占できるようにならないと駄目ですね。どうしても警戒されてしまい、自分の思った競走ができていない。行くときは思い切り行かないと…」と、注目されるからこその課題も見つかったようです。

 「今回は初めて神山さんと一緒なので緊張しています。あまり話したことがなかったので楽しみです。神山さんと一緒のレースを走れるように頑張ります」と、うれしさをにじませました。

 坂井選手が初めての当所でどんな競走を魅せてくれるのか、そして憧れの神山選手との連携は実現するのか、注目です!

(フリーアナウンサー)

 ◇グランドスラマー

 GIすべてを制覇する「グランドスラム」を達成した選手。日本選手権(競輪ダービー)、高松宮記念杯、寛仁親王牌、全日本選抜、オールスター、競輪祭を優勝することが条件。(KEIRINグランプリはGIではないので含まれない)。これまで達成したのは井上茂徳、滝澤正光、神山雄一郎の3人。

 ■寺門夏織(てらかど・かおり) 7月14日生まれ。岡山県出身。フリーアナウンサー。2001年から6年間、「SPEEDチャンネル」専属キャスターを務め、現在はフリーで活躍中。レギュラーは、いわき平・松戸・宇都宮競輪CS中継司会。これまで担当した競輪中継はGIも含め700本以上。食べることが大好きで料理講師のライセンスも持つ。楽天的な性格。趣味は海外旅行。