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【新・カジノ情報局】スローなルーレット ソウルのこの町もぼくも先が暗い…かな (1/2ページ)

 ブラックジャックで見知らぬ韓国人から話しかけられ、集中できなくなったぼくはルーレットに戻った。

 来たときは満席だったが、今度は座ることができた。チップを買い、「さあ、始めるぞ」と出目をチェックしたとき、「おかしいな?」と思った。あれから1時間ほどたっているのにまだ5~6ゲームしか進んでいない。

 ■なぜゲームが遅いのか?

 来たときにチェックした出目とも照らし合わせてみたが、やっぱりそれしか進んでいない。単純計算で1ゲームあたり10分もかかっていることになる。これは遅い。

 競馬では、あまりのスローペースに“かかってしまう馬”がいるが、ぼくもそれと同じで、早く投げてくれよと心の中でディーラーをせかした。

 シンガポールにカジノができたばかりの頃、見るからにトレーニングしたてのディーラーがいて、たどたどしく投げ、しかもチップの枚数を間違えたりしていたことがあったが、韓国ではそんなことはないし、目の前のディーラーは明らかにベテランだ。

 客は中国人の初心者ばかりで、ノーモアベットがコールされるまで延々とチップを賭けている。やがて賭けられていない数字がなくなるほど、テーブルがチップでてんこ盛りになった頃、ディーラーがノーモアベットをコールした。

 それを見てピンと来た。「なるほど、ここは昔のアジアの競馬と同じなんだな」と思った。

 昔のアジアの競馬はいろんな点でユルく、発売締め切り時刻はあってないようなものだった。決められた時間で厳格に運営されているのは日本のJRAくらいで、昔のアジアはよく遅れた。

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