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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】地元SG優勝でさらなる期待!石野貴之選手 生涯獲得賞金37億円“絶対王者”松井繁選手 (1/2ページ)

 新年おめでとうございます。いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。2020年もボートレースをわかりやすくお伝えしていきたいと思います。今回は大阪支部のレーサーたちについてです。

 ◆石野貴之選手(37)

 SG優勝8回、GI・PGI優勝7回。2019年、地元のSGグランプリの覇者。

 「初のナイター開催で大勢の客が詰めかけた中、プレッシャーに打ち勝ちみごと優勝した石野選手が見た景色は一生の宝物ですね。トライアル戦は非常に落ち着いたレース内容だったと思います。特に予選最終日の5コースからのまくり快勝はコース取りから落着きを感じました。このグランプリ制覇は、8月に行われた大村のSGボートレースメモリアルで優勝戦まで進出したことが大きなきっかけだったのではないかと私には思えました。これからますますファンの期待は大きくなり、メンタル面を支えてくれる家族の協力が一層必要になると思います」

 ニックネーム「石野信用金庫」は信頼を預けるに足る固いレースぶりからだろう。20年のグランプリは東京・平和島が舞台。石野選手はじめ、この一戦を目指して戦いはすでに始まっている。

 ◆松井繁選手(50)

 SG優勝12回、GI・PGI優勝58回。「絶対王者」と呼ばれるヒーロー。

 「プロ競技者としての勲章となる生涯獲得賞金37億円超えという素晴らしい数字を残し、いまも更新中です。レーサーの技術が向上し高度化した中でトップで活躍し続ける苦労を体験しているのではないでしょうか。テクニックはもちろんですが、特にレース運びに天性のものを感じます」

 「レース運び」について植木氏はこう説明する。

 「周回中に他のボートとの距離感や着順によって、どの位置を走るのが効率的かを、1秒間に20メートル進む高速の瞬間に判断するわけです。この判断力をぜひ後輩たちも参考にしてほしいと思います」