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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】広い水面だからこそ…走る目標物設定が難しい カギを握るのは「スピード」と「ターン力」 (1/2ページ)

★静岡・浜名湖の巻(上) 

 24場の旅、今回は静岡・ボートレース浜名湖。全国屈指の観光地にあり、風光明媚(めいび)な環境だ。植木通彦アンバサダーは2001年にGIダイヤモンドカップを優勝している。また1995年のSGオールスターでは優勝戦2着の実績もある。

 「GIダイヤモンドカップ優勝歴はあるものの、浜名湖は正直、実績を上げることができなかったレース場のひとつです。SGオールスターでは地元の服部幸男選手がまくり差しを決めての優勝。私は優勝戦進出まで1着1本とよい成績とはいえないままの優勝戦でした」

 そのレースは植木氏は5コースから発進した。 「4コースの服部選手がまくり、それに合わせてその内側に優勝を狙って渾身(こんしん)の差しを入れました。結果は服部選手まで届きませんでした。応援のファンのご期待に応えられなかったなど反省点は多々ありましたが、不思議とあまり悔しさはありませんでした。後輩の服部選手の優勝で世代交代やレース内容の進化が本格化したことを感じ、うれしさとと頑張らなきゃいけないという新たな気持ちが生まれたレースでした」

 浜名湖のコース特性はどうか?

 「コースが広く景色も抜群ですが、冬場の季節風や広い水面だからこその走る目標物設定が難しかったと記憶します。コース幅が広いので3周回ターンに必要な旋回半径も十分取りやすく、いずれのターンマークもスピードを持ってのターンとなります。しかし、コース幅が広い分、進路方向の目標物設定が取りづらいことがあります。例えば、最もコース幅が狭い埼玉・戸田と比較すると分かりやすいかもしれません。戸田と同じ位置からハンドルを切り出すと、浜名湖では自分の左側のスペースが十分あるためハンドルが入りすぎターンマークの内側にボートが行きそうになる場合があるのです」

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