記事詳細

【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】心境共有できた服部幸男選手 高塚清一選手の進化に対応する姿勢は勉強になる (1/2ページ)

★静岡・浜名湖の巻(中)

 静岡・ボートレース浜名湖に根拠地を置く静岡支部は一大勢力だ。その旗頭となったレーサーと大ベテランの登場。

 ◇服部幸男選手(49)SG優勝4回、GI・GII優勝23回。

 前回、植木通彦アンバサダーは1995年に浜名湖で開催されたSGオールスター優勝戦に服部選手といっしょに出場した話を書いた。

 「服部選手が4コースから第1ターンマークまくり差しで優勝。私はその内側を差して2着でした。応援してくれたファンの皆さんの期待に応えられなかった悔しさはありましたが、なぜか服部選手に負けたことの悔しさはあまりなかったと記憶しています。今改めて考えると、当時先輩レーサーに認められるレースをすることを第一に考えレースをしたので、服部選手の若くして地元でSG優勝した瞬間に立ち会い、今自分が感じている気持ちは私が先輩に認めていただいた瞬間と同じなのかなって思ったからです。悔しさを超えた感情につながった」

 以来、服部選手とは「比較的会話するレーサーの1人」という。

 「服部選手は若くしてグレードレースでめざましい活躍をしました。私も強力な大ベテランに認められたい一心でがむしゃらに挑戦していましたので、気がついたらすぐ近くにいる存在になっていました。私が引退してからもレース場などで会うと挨拶してくれます。そのときは当時を思い出しますね。現在はベテランの域ですが、人気もまだまだ健在です」

 植木氏の服部選手の印象はこうだ。

 「服部選手のレースイメージは、やはりターンの思い切りとインパクトでしょうか、特にGI以上ではスタート、ターン、整備力と3拍子そろったレーサー相手に対しインパクトは重要だと私は思います。インパクトのあるレースはファンに感動を与えます。毎レース期待が大きくなるので日々大変だと思いますが頑張ってほしいですね」

 服部選手の父・正彦氏もGI優勝歴のある実力者だ。親子でGIの優勝戦に乗った逸話もある。

 「私も現役時代お会いしたことがあり、静岡と福岡と出身は違いますが、よく話しかけていただいた記憶があります」

関連ニュース