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【谷友梨子の検車場リポート】人を育てることが好き! 四日市ナイター初日8R木村幸希選手を応援

 「父が競輪好きで、幼い頃からずっと競輪場でレースを見ていました」と話すのは、木村幸希選手(四日市ナイター初日8R)。

 「父は、吉岡稔真さん(福岡・引退)が好きでしたね。僕も中学の頃には、展開や並びは分かるようになっていました」と、競輪の英才教育(?)を受けていたようです。当然の如く、競輪選手になりたいと高校で自転車部に入部。しかし、選手になるには少々時間がかかり、5回目の試験でようやく競輪学校(現・日本競輪選手養成所)に合格しました。お父さんは、「車券が買えなくなってつまらんのう」と言いながら、息子さんを応援されているそうですよ。

 昨年後期、デビュー3年でS級昇級。「最近は、やりたいレースができているし、長い距離も踏めています。120期ガールズの弟子が、もうしばらくしたら養成所に入ります。僕は人を育てるのが好きなんです。それによって、練習量も増えますし、ケアもしっかりするので、最近は疲れも全然感じなくなりました。だから、今が一番楽しいですね」と充実した表情でした。

 ちなみに、お父さんはというと、「僕が先行したら負けてしまうので、先行はあまりしてほしくないみたい。勝てるようなレースをしてほしいみたいです(笑)。前回の奈良記念(GIII)最終日では突っ張ったけど、終わってから『何であんなレースしたんや』って言われました(苦笑)。僕のレースは中継でいつも見ていて、なかでも四日市は、司会も実況も気に入っているみたいです」とのこと。

 お父さ~ん! 見てますか? しっかり応援してくださいね!

(フリーアナウンサー)

■谷 友梨子(たに・ゆりこ) 四日市・松阪競輪場を中心に活動している競輪キャスター。元々関西在住も、どっぷりと競輪に浸かりたく、三重に引っ越した変わり種(現在は名古屋市在住)。「人生の縮図」とも言われる競輪の、馬でも舟でもなく、自分の意思を持つ「人」が走るギャンブルというところに最高の魅力を感じている。一番好きなシーンは、「戦い終えた選手が、敢闘門で仲間に出迎えられるところ」と、これまたマニアック!?