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【真打 立川志らべ 口先先行一車】とっさの判断 伊東ナイター2日目10R菊池から絞って

 現在、奇数月に東京・神保町のらくごカフェという会場で独演会を行っているのですが、1月には神奈川の佐藤龍二選手(神奈川・94期)が見に来てくださいました。

 佐藤選手、1月小倉の予選でいい動きで1着。しかし、準決勝の最終直線で1着への道が見え、中割っていっての落車。

 落語会の後で、あんなに身体がキレてる時の落車はつらいですねと言うと、「調子いいからこそ、あそこで突っ込んじゃうんですよ」とのこと。勉強になるなあ。他にもここで書けないような競輪面白話をたくさん聞きました。

 佐藤選手、私の真打昇進披露パーティーにも来てくださいました。事前に挨拶をお願いしたところ、「しゃべるのは得意なので任せてください!」と心強い言葉。しかし、いざ200人の出席者を前にして、あっさりと終えました。

 「いやあ、あんな人たちを前にしたらとてもしゃべれなくなりましたよ」と。これ、素晴らしい判断です。パーティーの出席者は落語家や、落語を聞きに来ているような人ばかり。なまじのトークでは返り討ちにあってしまうのです。とっさの判断で簡潔に済ませたのはさすが、自在型!

 伊東ナイター2日目A級準決勝(10R)は注目の菊池でしょう。佐藤選手に彼のこと聞いたら、「A級上位ではやすやすと逃げさせてくれないから簡単じゃない」とのことでした。が、初日の逃げ脚を見ると狙わざるを得ないのが心情…。前受けから突っ張り先行もあるのでは? 〔1〕-〔7〕⇔〔2〕〔4〕〔3〕と絞って買うべし。

 今度の独演会は今月15日午後6時から。こんな時期なので軽く明るい噺をやりますよ~!

■立川志らべ(たてかわ・しらべ) 1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都73期)。夕刊フジ競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。