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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】女子レーサーのトップランク、長嶋万記の「まくり差し」 82期生のスター3選手の一人、話し方がやさしい菊地孝平 (1/2ページ)

 ★静岡・浜名湖の巻(下)

 全国24場の旅、今回は静岡支部の男女人気レーサーを取り上げる。

 ◇長嶋万記選手(38)全国約220人の女子レーサーのトップランク。

 植木通彦アンバサダーはこう評価する。

 「女子の場合、1周第1ターンマークの攻防で3コースから1コースと2コースの間のまくり差しが決まらない傾向があります。長嶋選手はこの技を身につけている1人です。このターンができることがSGやGIへの出場につながります」

 最近も長嶋選手らしいレースがあった。3日の徳島・ボートレース鳴門のGIIレディースオールスタードリーム戦だ。

 「有利とはいえない5コースからのスタートで、スピードを保ったままボートとボートの間に入るまくり差しを決めて2着でゴール。このまくり差しが安定してできるレーサーはまだ少なく、長嶋選手の強みです」

 長嶋選手は社会福祉活動にも取り組む。日本財団HEROsアンバサダーとして、アスリートの社会貢献活動をサポート、社会に発信するプロジェクトに尽力する。

 「長嶋選手を目指して女子レーサーは日々練習していますので、長嶋選手との差は縮まっていきます。長嶋選手が簡単には勝てないことにつながります。そこで彼女が頑張っていくには、テクニックを磨く努力はもちろんですが、続けている社会福祉活動を自身の支えにして、ステップアップしてほしいですね」

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