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【新・カジノ情報局】ソウルカジノ周遊(3) 河岸を変えられず…たくさん賭けないとメシも食えないカジノ (1/2ページ)

 ■「河岸が変えられないカジノ事情」

 ソウルは東西に流れる漢江を境に北と南に分れている。市内に4カ所あるカジノのうち、3つは北側にあり、残る1つは南側(江南)のコエックスモールにある。

 日本にも「河岸を変える」という言葉があるように、ギャンブラーは調子が悪いと場所を変えたくなるものだ。ラスベガスやマカオだとカジノが並んで建っているので、調子が悪ければ隣に行けるが、ソウルではそうはいかない。カジノとカジノが離れているからだ。

 よってソウルではどこか1カ所に決め、腰を据えて勝負しなくてはならないが、運が悪いと悲惨である。負けが込み、にっちもさっちもいかなくなるまでやめられないなど「望まぬ玉砕」を余儀なくされるからだ。

 この日は江南のセブンラックに来た。このエリアは比較的新しく整備された場所で、カジノも大通りに面している。そんな立地のためか、お客さんも多かった。

 バカラは熱を帯び、ブラックジャックも席が一杯。スロットには、負けたのか何なのか聞くわけにはいかないが、うなだれた人が座っていた。

 ルーレットはインド系らしきお客さんでごった返していた。彼らは初心者とみえ、デタラメに賭けていた。しかし偶然に偶然が重なったのかズバズバ当たる。

 「よし、ぼくも」

 輪に入ったが調子が上がらない。増えていくのは彼らのチップで、ぼくのチップは減るばかり。このままではヤバイと思った。もう少しゆったりとゲームがしたいが、他のテーブルも埋まっているし、江南にカジノはここしかない。河岸を変えることも難しく、このままではまさに望まぬ玉砕になってしまう…。

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