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【新・カジノ情報局】ソウルカジノ周遊(4) “逆張り作戦”が成り立たない…インド人と情けない争い (1/2ページ)

 江南のセブンラックでおなかが空いたぼくは、カジノフロアのレストランに行った。しかしここではお金を払っても食事をさせてもらえなかった。カジノ滞在が一定時間を超えるか、賭けたお金が一定額を越えた人しか食べられない仕組みだったのだ。経営者の気持ちはわかるが、カジノ客にこのやり方はないだろう。

 すぐ横にはコエックスモールという大きなショッピングセンターがあった。中には奇麗なレストランやカフェテリアもあったが、どこも若いカップルばかりで中年ギャンブラーの居場所はない。

 それらをやりすごして外に出ると、何かのフェスタをやっていた。食べ物の屋台も並んでいた。どれもうまそうで目移りするが、韓国といえば焼肉である。きっとあるはずと探してみると、ニンニクびたびたの焼肉バーガーがあった。さっそく食べると、空腹も手伝ったせいかバカにうまかった。

 腹ごしらえを終えてカジノに戻ると、フロントにはさっきと同じ人が立ち、流暢(りゅうちょう)な日本語でぼくを出迎えた。パスポートと会員証を見せると、「どうぞお楽しみください」と笑顔を見せた。

 条件に満たないから仕方がないとはいえ、賭けたお金のポイントで食べず、わざわざ外に食べに行っただけに「セコイやつ」との烙印(らくいん)を押されたかと思ったが、そんな気配は一切見せず、戻ってきたことを心の底から歓迎しているような笑顔を見せられた。

 食事のシステムはイマイチでも、そのあたりの接客教育はさすが行き届いているものだと感心したが、もしかしたらぼくの印象があまりに薄く、単に忘れられていただけかもしれない。

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