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【新・カジノ情報局】コロナでカジノはどうなった…(3) “街全体がIR”ラスベガスはいつ息を吹き返すのか (1/2ページ)

 シンガポールにある2つのIR、「マリーナベイ・サンズ」と「リゾートワールド・セントーサ」にあるカジノが、6日の朝から営業を停止した。政府による新型コロナウイルス感染拡大防止策が、さらに強化されたことを受けたものだ。

 一方、“街全体がIR”ともいえる米・ラスベガスは、3月18日からすべてのカジノが閉鎖中。この3週間でどんな動きがあったのか。収束のメドはどこまで立ったのか--。

 【外出禁止令発令中】

 ラスベガスのあるネバダ州では、3月17日に非常事態宣言が発令された。「人が集まる業態のビジネスは停止に」という勧告により、翌日から全カジノが閉鎖されることに。

 続いて4月1日に出された外出禁止令が、4月30日までに延長された。いわゆる“Stay at home”の発令にあたり、州知事は「できることはすべてやろう」とのメッセージを添えている。

 4月6日現在、州全体での感染者は1953人、死亡者は58人。まだ増加傾向にある。

 渋滞が当たり前だったストリップ大通りを走る車はめっきり減り、歩道にあふれていた観光客の姿はまったく見られない。

 【エンタメもすべて休止】

 3月15日、米疾病対策センター(CDC)が「50人以上が集まるイベントの中止もしくは延期」を勧告。世界最高峰のショービジネスの街=ラスベガスは、この一文だけで呼吸が止まってしまった…。

 世界的なエンタメ集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」は、ほぼすべての国での公演休止に追い込まれた。出口の見えない活動停止に伴い、全スタッフの95%に当たる4679人をレイオフ(一時解雇)。間もなく「破産申請も選択肢にある」との報道も続いた。

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