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【真打 立川志らべ 口先先行一車】優しさと狂気の予想 弥彦ナイター2日目10R 機動型で狙う〔3〕-〔7〕⇔〔2〕〔1〕

 ただでさえ鬱々としているなか、大林宣彦監督が亡くなられてしまった。

 大林監督は大師匠の(立川)談志とは友人同士で、師匠・志らくのことをずいぶん前から買ってくださっていて、よく客席にもいらっしゃっていました。

 さらに、私のもう一人の師匠であるミッキー・カーチス師匠は大林監督とは学生時代からの付き合いで、役者としても大林組の一員。ですから、私はミッキー師匠の付き人をしているときも大林監督と何度もお会いしておりました。

 新宿コマ劇場がなくなる直前、かつての日劇ウエスタンカーニバルのメンバーが集まるライブがありました。その時、私はミッキー師匠の物販の手伝いをしていたのです。ロビーからミッキー師匠の個室の楽屋に戻ってみたら、そこにはミッキー・カーチス、内田裕也、大林宣彦と、3人があぐらをかいて雑談をしていたのです。

 私、教祖さまのトップ会談か? と思ってしまいましたよ。

 打ち上げの席でミッキー師匠に、「楽屋に裕也さんと大林監督がいたときはすごい絵でしたよ」と話すとミッキー師匠、「あいつら濃いからな~」と。私は思わず、「師匠だって負けてないですよ!」とツッコミ。「ひとごとみたいに言わないでくださいよ~!」なんてことを言って。

 こうなってしまうと、ミッキー師匠にはもっと長生きしてほしい!

 弥彦ナイター初日A級特選は惜しかったー。

 2日目に狙うのは10R。菊池はS級まで一直線かと思いきや、ここへきて1着を取る難しさを実感しているはず。マークするのが小峰というのもビミョー。先行争いになっての波乱も十分ある。

 こういう時はですね、機動型で狙ってみるのが一興でしょう。菊池を中心に〔3〕-〔7〕⇔〔2〕〔1〕。吉岡を利す宮本の抜け出しも魅力で〔3〕-〔5〕⇔〔7〕〔2〕〔1〕。

 大林監督の映画のように、優しさと狂気に満ちた予想を目指す!

■立川志らべ(たてかわ・しらべ) 1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都73期)。本紙競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。