記事詳細

【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】史上4人目の“ゴールデンレーサー” 井口佳典は責任感の強い選手 (1/2ページ)

★三重・津の巻下

 全国24場の旅、三重・ボートレース津最終回は昨年ゴールデンレーサーに輝いたスターの登場。

 ◇井口佳典選手(42)85期生、SG優勝6回、GI・PGI優勝14回。

 植木通彦アンバサダーは井口選手を「中心的レーサーの1人」と見る。1999年デビューの85期は銀河系軍団として有名。中でも井口選手は昨年それまで3人しか獲得していないゴールデンレーサー賞を獲得した。この賞はBOATRAC振興会会長賞メダルを24個獲得しなければならない。SGやGIの優勝戦に出場・完走して初めてメダル1個授与される。さらに「GRANDE5競走」とされるグランプリ、ダービー、メモリアル、オールスター、クラシックなどのSGで優勝戦1~3位に与えられるメダルを3個以上獲得したレーサーにのみ贈られる超難関の賞だ。

 「井口選手がいろいろな苦労を乗り越えてきた中で私が紹介したいドラマチックなインパクトのあるレースがあります」と植木アンバサダー。

 2007年のSGグランプリで非常に悔しい思いをしたレース。そのリベンジを果たした08年のグランプリ優勝だ。

 「07年は開催地が福岡でした。私はこの年の7月に引退しており、どこにも所属していませんでしたので、福岡のイベントに参加し、イベント終了後にそのレースを見た記憶が残っています」

 優勝戦2枠出場の井口選手は2コースからのレース。得意とするスタートが1コース吉川元浩選手(兵庫)と3コース湯川浩司選手(大阪)より遅れての1周1マークとなった。湯川選手がまくる展開に合わせるように井口選手が先まくり。結果、湯川選手ととともに大きく流れ、井口選手はエンスト失格に散った。

関連ニュース