記事詳細

【真打 立川志らべ 口先先行一車】7車立ていいじゃん 青森ナイター2日目9R、成田が差すほう厚め〔1〕⇔〔3〕-〔5〕〔7〕

 ああ、これがおじさん化かぁ、と思うことがあるんです。

 ラジオで若い女性がしゃべっているのを聞いて、「これはみちょぱかな? ゆきぽよかな?」と考えていたら、それが藤田ニコルだったときは激しく思いましたねえ。

 新しいものに付いていけなくなっているんでしょうかね?

 自分では付いていかないようにしているつもりなんですが…。

 競輪の世界は、今月からGIIIに至るまで7車立てになりました。SNSで選手やファンの意見を見てみると、乗り気な人は少ないですね。

 選手もファンも「“ケイリン”ではなく“競輪”だからいいんだ!」という声をよく聞きます。

 わかるんですが、私は「その議論、まだするの?」ってな感じで、ちょっと飽きています。

 今、ほとんどファンは、競輪といえばラインで戦うものと思っていますが、40年前のファンはそんな風には思っていなかったはずですよ。

 古典落語も時代とともに演出が変わってきたのと同じで、競輪も少しずつ変化しているわけです。

 私は7車立てに関して、いいじゃん、とりあえずやってみようよ! と思います。7車のミッドナイトが人気になっているんだから、試してみるのも一興。

 競輪とケイリンの最後の違いは、バンクの大きさだと思うんですよ。去年のグランプリを見たナショナルチームのブノワコーチの感想が印象深い。

 「わからない…」って。そりゃそうでしょう。自分の育てた新田祐大と脇本雄太の、世界のタテ脚を43歳の選手が交わしちゃうんだもの。あれは400バンクの直線のたまものですよ~。

 青森ナイター準決勝9Rは地元の2段駆けでしょう。焦点は成田が差すかどうか。差すほうを厚めに買う〔1〕⇔〔3〕-〔5〕〔7〕。

 7車なら車券の勝率が上がるだろう、というセコい考えも、なくもない…。

■立川志らべ(たてかわ・しらべ) 1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都73期)。夕刊フジ競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。