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【真打 立川志らべ 口先先行一車】何と知的で楽しい競輪予想 9Rは井上本命で〔1〕-〔3〕⇔〔2〕〔5〕〔4〕

 福井記念(GIII)、見ました? 脇本雄太さすがだね~。

 でも、今回、話題だったのは決勝での近畿の並びでしょう。

 脇本の番手は当然、地元の先輩・伊原克彦だと思っておりました。でしょ? それがフタを開けてみると、脇本の番手には松岡健介、3番手に東口善朋。伊原は自力となり、番手に村上義弘。

 これがGIの決勝なら、「いくら伊原が地元でも脇本の番手は格上の俺だ」と言う人が出ても不思議ではない。だから私は、誰かが伊原の番手に異議を唱えたのではなく、「伊原が自ら自力を選択したのかな?」と思ってました。

 が、レース後のコメントとか、漏れ伝わる話を聞くと、松岡が脇本の番手を主張したっぽいのですよ。村上は「記念なんやからそこまでせんでもええやろ」って感じで地元の伊原を立てて番手に付くことを選択したんじゃないか?(想像だよ)

 私、決勝前夜は近畿のメンバーでどんな話し合いが行われたかを想像するだけで楽しかったですねー。

 村上はどんなこと言ったんだろう? 伊原の心情は? 松岡ってどんな気性なんだ?

 などを考えると、近畿メンバーによる話し合いの台本をいくらでも書けますよ。競輪ファンにとっては、かなり面白い会話劇だ~。

 どの選手のどの言動が正しいか間違いか、なんてのはどーでもよくて、選手の心理を想像することが楽しい。

 レースの予想よりも、選手同士の会話の予想から始めるなんて、なんて知的で楽しい行為なんだ!

 久しぶりに競輪の面白さを実感しましたね。

 こうなったら、この時の近畿の話し合いの内容を当てた人には何かくれないかな? 

 久留米ナイター初日9Rは先行タイプ不在。松岡が力で出切ってももたないんじゃないか?

 井上本命で〔1〕-〔3〕⇔〔2〕〔5〕〔4〕。

 福井記念決勝よりは好配当のはず!

■立川志らべ(たてかわ・しらべ) 1975年9月3日生まれ。静岡県伊豆の国市出身。落語家。2000年に立川志らくに入門。07年に二ツ目昇進。18年10月に真打昇進。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦。競輪の造詣が深く、好きな選手は村上義弘(京都73期)。本紙競輪面にコラム『真打 志らべの口先先行一車』を連載中。