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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】兵庫・尼崎の巻(中) 兵庫支部を代表する男女2大スター! 吉川元浩と中谷朋子 (1/2ページ)

 全国24場の旅、兵庫県のボートレース尼崎をホームとして活躍する男女2人のスター登場だ。

 ◆吉川元浩選手(47)79期、SG優勝4回、GI・PGI優勝19回。

 兵庫支部を代表するレーサー。2007年のSGグランプリ優勝をはじめ、SG、GIで活躍中。前回、1995年の阪神淡路大震災で、尼崎のGI開催中に被災した植木通彦ボートレースアンバサダーの体験を書いたが、吉川選手がレーサーを志したきっかけもそこにあったという。

 「レーサーを目指したのは私も経験した阪神淡路大震災だといいます。このことは現在の活躍の源かもしれません」

 こう指摘する植木氏にとって吉川選手の印象に残るレースは07年のグランプリだという。

 「福岡で開催されたグランプリで私の引退した年でもあり、本場で生で見ていたのでよく覚えています。スタンドにはびっくりするほど多くのファンがきていました。それを見たとき、引退したときだったので地元のグランプリを走りたかったと痛切に思いましたね」

 吉川選手は1コースから逃げを決めて優勝した。1周1マークでは2コースから現在ゴールデンレーサーとして活躍中の井口佳典選手(三重)、3コースには優勝候補とされた湯川浩司選手(大阪)など強力メンバーの優勝戦だった。

 「吉川選手は井口選手と湯川選手のまくり合戦に対してすごく冷静なレースをして私に強いインパクトを残しました。あの冷静さにはレーサーを目指した強い思いがあったからだと思います」

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