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【艇王・植木通彦 ボートレース人国記】山口・下関の巻(下) 「ゴールデンレーサー」第1号の白井、寺田は攻めの姿勢で悲願の地元SG制覇 (1/2ページ)

 全国24場の旅、山口県・ボートレース下関の最終回。同地で開催されたSG第66回ボートレースメモリアルで優勝した寺田祥選手と同じく優出した白井英治選手という地元のスターの登場だ。

 ◆白井英治選手(43) 80期、SG優勝2回、GI・PGI優勝12回。

 「オールラウンドプレーヤーでどのコースからもスタートが早く、周回中の追い上げもでき、特にこの数年はレースの幅、メンタルコントロールもしっかりできているように感じます」

 植木通彦ボートレースアンバサダーがこう評価する白井選手は「ホワイトシャーク」がニックネームで、全国のファンの人気を集めている。「ゴールデンレーサー」第1号の栄冠に輝くSGレーサーだ。

 「私の印象に残るのは2018年の地元徳山で64年ぶりのSG開催となった第28回グランドチャンピオンです。このSGにはこの後紹介する寺田選手が予選得点率トップで準優勝戦に出場したのですが、2着となり白井選手が優勝戦の1枠になるというストーリーがありました。白井選手は1コースから好スタートし他を寄せ付けないスピードターンで快勝しました」

 白井選手のSG初戴冠はそれより前の14年のSGボートレースメモリアルだった。しかし、初優勝まではスタート事故でチャンスを逃すなど、決して平坦な道ではなかったという。

 「その後も何度も1枠でチャンスがありながらSGで優勝できず、かなり悩んだと思います。それから立ち直って18年に地元で優勝しただけに多くのファンの感動するレースとなりました。これこそゴールデンレーサーならではと思いました。これからも頑張ってほしいと思います」

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