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【谷友梨子の検車場リポート】117期の新人ルーキー「ハブ名人」土生敦弘選手に大注目!!

 今年7月に本デビューした117期の新人、土生敦弘(はぶ・あつひろ)選手。日本競輪選手養成所の在所成績は47

位。目立つ存在ではありませんでしたが、3班戦を5場所で卒業したかと思えば、直前の松阪では3連勝で1・2班戦初V。

 続く今シリーズも力強い走りで現在5連勝中! ファンからは、世相を反映した「ハブ名人」というニックネームまで頂戴した(笑)、大注目のルーキーです。

 「元々野球をやっていて、大阪偕星学園高校時代には甲子園に出場しました。野球部監督からの勧めもあり、亜細亜大学へ進学しましたが、大学でのレベルが高かったので、プロでは通用しないな…と。それだったらと、スパッと諦めて競輪に転向しました。父が競輪ファンで、競輪という競技があることは昔から知っていたんです。大学は1年の2月に中退し、その後自転車を始め、養成所は1回で受かりました。選手になって父は喜んでいましたよ」

 A級決勝で連携するのは、頼れる先輩、北川大五郎選手。

 「土生君は、ダッシュも持久力も申し分ない。『勝てるように走るのも大事だけど、勝ちにこだわりすぎず、仕掛けるところで行けばいい』というアドバイスをしました」

 写真は、土生選手が編み出した、口元に手をやるおちゃめな「ハブポーズ」で(笑)。

 走りとは裏腹に、特技はUFOキャッチャー、好きな食べ物はマカロンというほんわかとした一面も。素朴な素顔に、豪快な走り。大きな魅力を秘めた21歳のルーキーです!(フリーアナウンサー)

 ■谷 友梨子(たに・ゆりこ) 四日市・松阪競輪場を中心に活動している競輪キャスター。元々関西在住も、どっぷりと競輪に浸かりたく、三重に引っ越した変わり種(現在は名古屋市在住)。「人生の縮図」とも言われる競輪の、馬でも舟でもなく、自分の意思を持つ「人」が走るギャンブルというところに最高の魅力を感じている。一番好きなシーンは、「戦い終えた選手が、敢闘門で仲間に出迎えられるところ」と、これまたマニアック!?