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【内田浩司 小倉競輪祭 なう&リメンバー】競輪祭2日目 「静かに飲める店を知らないか?」紹介したスナックW

 もうすぐ12月だが昼間は春のように暖かい。競輪祭は寒くてぶるぶる震えるくらいが気持ちが引き締まっていいのにな。

 一次予選は2走した合計ポイントでダイヤモンド、二次予選A、Bに振り分けられる。これってダービートライアルみたいだなと言っても若い人は知らないか。

 初日、寺崎浩平は叩かれた瞬間に浅井康太に捨てられ、坂井洋も新田祐大に赤子扱いされたが2走目もめげずに頑張れ!

 高木真備は落ち着いて額面通りの脚を魅せてくれた。小林優香はコメントと違って消極的でガッカリ。尾方真生はまだこれからだな。

 山田英明がぶっ飛んで63万円の高配当が出た後、脇本雄太もやってくれた。落車…グランプリやオリンピックが控えているのにたいしたことがなければいいが。景気づけにドカンと行ったら、なんちゃなかったな。相手をなめすぎだろう。これでは寛仁親王牌で物議を醸し出した伊集院静さんの辛辣(しんらつ)コラムの通りやんか。

 そうそう、昔むかし、先生に「内田君、一人で静かに飲める店を知らないか?」と聞かれ、ご夫婦でやっているスナックWを紹介した。以来、気に入ってもらえたのか先生は競輪祭の度に顔を出されていた。その店もコロナ禍の影響なのか今月一杯で閉店する。

 オレは先生と親交のある井上茂徳さんに尋ねてみた。

 「もう10年くらい本場には来とらんばい。今年はご病気もされてるし、来ないだろうな」

 そうか…閉める前に先生がふらりと店に現れたらご夫婦はどんなに喜ぶだろうと思ったんだが…。開催中に先生の名代としてふらりと行ってみようかな。10年以上行っていないが、オレの顔見て果たして喜んでくれるだろうか?

(元競輪選手)

■内田浩司(うちだ・こうじ)1962年8月26日生まれ。福岡県出身。83年4月に51期生としてデビューし、S級上位で活躍。2015年10月29日に引退。通算435勝、優勝34回(記念Vは92年門司記念など6回)。FI先行・吉岡稔真(としまさ=福岡・65期)元選手の兄弟子で連携は多数。実直な性格と厳しい指導から“鬼軍曹”として恐れられていた。夕刊フジ競輪面にコラム『当てちゃる券』を連載中。競輪祭では特別コラム『小倉競輪祭 なう&リメンバー』を執筆。