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【当てちゃる券】グランプリ展望 松浦のまくりと新田の強襲!!

 平塚で行われるKEIRINグランプリ2020。昨年のメンバーが8人もいるとはな。

 まず地元勢は郡司浩平-和田健太郎。2度目の郡司は先月の競輪祭初優勝の凱旋レースとなり、和田という味方を得たのはでかい。和田はデビュー18年39歳で初出場を決めた努力の人。郡司の後ろで脚を温存し直線勝負に賭ける。

 北日本3車は新田祐大-佐藤慎太郎-守沢太志で落ち着いた。千両役者の慎太郎は新田の後位で二匹目のどじょうを狙う。マーク屋・守沢は空いてる脇本後位に色気も見せず3番手を固める義理堅い男だ。そして新田の腹の中は逃げるのかまくるのか? 粘るのか?

 最強の自在型タッグを組む中国両名はともに2度目。昨年とは逆の松浦悠士-清水裕友の並びなのは松浦の安定感がハンパないからだろう。心配された脇本雄太は怪我の影響はなく練習は十分らしい。平原康多がマークしてくれて単騎戦は回避できた。平原が他地区の先行選手に付けるのは初めてじゃないか。11度目の挑戦で“忘れ物”をとって帰れるか?

 展開は競輪祭でまくりに回って落車した脇本は2車でも逃げる。焦点の3番手は郡司か松浦のどちらか。新田は7番手からのまくり追い込み。

 オレはラインに関係なく松浦のまくりと新田の強襲で〔3〕⇔〔8〕-全。それと平原の悲願の初優勝車券〔7〕-全-全。

 ヤンググランプリは激しいバトルが予想される。競輪祭で郡司の優勝に貢献した松井宏佑が一歩リード。坂井洋との裏表で〔1〕⇔〔5〕-全。

 最後にガールズグランプリ、3連覇のかかる児玉碧衣の牙城を崩すのは高木真備と佐藤水菜。自分が書いた選手を応援したくなるのは人情というもの。展開は不問。〔1〕〔2〕〔3〕のボックス車券で勝負だ!(元競輪選手)

 ■内田浩司(うちだ・こうじ) 1962年8月26日生まれ。福岡県出身。83年4月に51期生としてデビューし、S級上位で活躍。2015年10月29日に引退。通算435勝、優勝34回(記念Vは92年門司記念など6回)。FI先行・吉岡稔真(としまさ=福岡・65期)元選手の兄弟子で連携は多数。実直な性格と厳しい指導から“鬼軍曹”として恐れられていた。夕刊フジ競輪面にコラム『当てちゃる券』を連載中。競輪祭では特別コラム『小倉競輪祭 なう&リメンバー』を執筆。