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【当てちゃる券】8つのエリアに分かれた競輪界の地区割りで温度差を感じる4県

 今日は競輪界の地区割りについて話そうと思う。

 北日本、関東、南関東、中部、近畿、中国、四国、九州と8つのエリアに分かれているが温度差を感じる県が4県ある。

 日本海側なのに関東地区に属する新潟県と常識的に中部地区の石川県と富山県。そして近畿地区に属するのは微妙な福井県。

 北陸4県としてくくればスッキリするが、競輪界では昔からこのように振り分けられている。

 おそらく創成期に競輪場の数や選手数などのバランスを考えて、誰かがそう決めたのかな。

 しかし、すんなりいかないこともある。

 例えば関東地区には連携実績で自然とできた埼京ラインや栃茨ラインがある。

 関東の競輪場でそのラインと同乗すると新潟、群馬、山梨の選手はどうしても3番手を回ることが多いのではないか?

 ただ同じように甲信越ラインも存在するのかな?

 以前、諸橋愛(新潟・79期)が記念競輪の決勝で関東ラインの3番手から仁義を欠いた走りで優勝したが、今考えると積もり積もった“なにか”があったからかもしれない。

 また古い話だが、記念競輪で全盛期の野原哲也(福井・51期引退)の後位を稲積秀樹(富山・55期引退)が同じ北陸の隣県なのに回れなくて不満を漏らしていた。

 まるで大国に飲み込まれた小国のようにもみえるが、その恩恵もあるだろうし、どっちがいいんだろう?

 佐世保ナイター2日目S級準決勝10Rは初日のうっぷん晴らしに桜井が逃げる。番手・伊勢崎とのマッチレース。

 〔4〕⇔〔1〕-〔2〕〔5〕〔7〕。

 11Rは新鋭・松岡が強引でも先手で、島田の連勝。まくりなら互角。

 〔3〕⇔〔6〕-〔1〕〔2〕〔7〕。

 12Rは地元・荒井が伊藤のハコから抜け出す。

 〔2〕⇔〔5〕-〔1〕〔4〕〔7〕。

(元競輪選手)

■内田浩司(うちだ・こうじ)1962年8月26日生まれ。福岡県出身。83年4月に51期生としてデビューし、S級上位で活躍。2015年10月29日に引退。通算435勝、優勝34回(記念Vは92年門司記念など6回)。FI先行・吉岡稔真(としまさ=福岡・65期)元選手の兄弟子で連携は多数。実直な性格と厳しい指導から“鬼軍曹”として恐れられていた。夕刊フジ競輪面にコラム『当てちゃる券』を連載中。競輪祭では特別コラム『小倉競輪祭 なう&リメンバー』を執筆。