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【谷友梨子の検車場リポート】昨年末から追い込み選手へ。ニュースタイルの新山将史選手に注目!

 四日市ナイター初日は大雪が舞う中でのレース。そんな中、地元選手へ初手から番手競りを挑み、競り勝ったのは新山将史選手。自力のイメージがあると思いますが、昨年末から追い込み選手へ。

 「去年の競輪祭を走った時、自力が他の選手と違いすぎて『勝てない』と思った。先輩にもいろいろ相談し、その時に決めました。初日は地元選手のところで競りましたが、FIなら地元でも攻めていくという自分の中でのスタイルを崩したくなかった。でも逆に、今度は僕の地元でも競られることがあると思いますが、それを僕は何とも思わないです」

 強気に話しますが、普段はとても温和な性格。「下の6歳の息子は『なんで1着取らないの?』って、めちゃくちゃ聞いてきます。『他の人も1着を取りたいから、たまにしか取れないんだよ』と言うと、『じゃあ、もっと1着取りたいと思えばいいじゃん』と言ってきます(苦笑)。その辺りが僕には足りないのかな(笑)」

 2日目の準決勝は、加賀山淳選手の番手。「特選組の斎藤登志信さんが、『頑張るなら』と位置を回してくれた。2人のときなら僕が前で戦うので。加賀山さんとは初連携です。自力のときは、別戦で戦ったことはありますけど(笑)」

 「後ろのレースは見える景色が違いすぎて。技術は、地区で色々な選手から教わっています。今後は追い込みという位置を、しっかり確立させていきたい。誰からも認められるような追い込み選手へ」

 ニュースタイルで戦う新山選手に注目です。

(フリーアナウンサー)

■谷 友梨子(たに・ゆりこ) 四日市・松阪競輪場を中心に活動している競輪キャスター。元々関西在住も、どっぷりと競輪に浸かりたく、三重に引っ越した変わり種(現在は名古屋市在住)。「人生の縮図」とも言われる競輪の、馬でも舟でもなく、自分の意思を持つ「人」が走るギャンブルというところに最高の魅力を感じている。一番好きなシーンは、「戦い終えた選手が、敢闘門で仲間に出迎えられるところ」と、これまたマニアック!?